今回お話を伺ったのは、鹿児島でフードアトリエを主宰している三輪時子さん。料理教室を開くだけでなく、企業や広告のフードスタイリングも手掛け、多方面で活躍しています。
そんな三輪さんのライフスタイルから、キレイの秘密に迫りました。
三輪さんの朝のルーティンを聞きました。
「朝6時に起きたらゆっくりと時間をかけてお湯を沸かし、白湯を一杯飲みます。沸かした残りの白湯は水筒に入れて持ち歩くようにしています。朝食は、食べない方が体調が良いので基本食べないですね。その代わりではないですが、仕事前に2時間、週5日スタジオでアシュタンガヨガを続けています。もう8年以上になるでしょうか。夜も仕事で遅くなる時以外は23時には布団に入るように心がけています」
そんなヨガの習慣や、インド料理やスパイスの研究をしている影響もあって、最近は“アーユルヴェーダ”に興味があるそう。
「アーユルヴェーダは、体調と体質の両方向から体を調整していくのですが、いい食事をすることも体を整える方法のひとつと考えられているんです。インドには何度か長期滞在したことがあるのですが、次はアーユルヴェーダを学びに行きたいです」
仕事をするときに気をつけていることはありますか?
「必ず、食べてくれる人が喜んでくれる姿をイメージしながら食材を選んだり調理したりしていますね。とくにレシピ提案のときは、おいしいだけじゃなく簡単に作れるとか、本格的に仕上がるとか、そのときどきのニーズに合わせて喜んでもらえるポイントを意識します。そうなると考えを凝りかためず、柔軟な発想が大切。食事は美容や健康に直結することもあって、いつの時代も“体にいいもの”や“美容にいいもの”ばかり注目されがちですが、何事もバランスです。1つのことにこだわりすぎず、常に相対的に考えるようにしています。たまにはジャンクな食事もOK!くらいの気持ちがあってもいいと思います」
そんな三輪さんのレシピは、食べる人も作る人も笑顔になれると大好評。各方面で引っ張りだこですが、忙しくて疲れてしまったりしませんか?
「フリーランスなので仕事を詰め込みすぎてしまうこともありますが、スケジュールを組み立てる際に10分でもいいから椅子に座り、お茶を飲んで一息つく時間を含めてスケジューリングするようにしています。いつも笑顔でいるための大切な区切りの時間ですね。その時間がないと、新しいアイディアも出てこないし、10歳ぐらい老け込んじゃいます(笑)」
三輪さんが美容のために実践している食事法を教えてもらいました。
「栄養バランスを考えて食べるのはもちろんなのですが、なるべく温かい食事、もしくは、温かいスープを合わせるようにしています。仕事の都合でお弁当になるときはインスタントでもいいからお味噌汁をつけますね。それすら難しいときは、いつも水筒で持ち歩いている“白湯”を飲みながら食事します。胃を温めることで、消化をアップさせる心がけです。そして、自分や家族が口にするものは可能な限り自分で調理するようにしています。最近、自然に囲まれた田舎に引っ越したので、自宅の庭の小さなスペースで畑を始めました。」
ビービーラボラトリーズのなかで、お気に入りのアイテムは?
「ベタつかず、つけたまま運動しても汗が白くならないPHモイストヴェールUVはすごくお気に入り。寝る前に塗るだけで翌朝まで肌のしっとりした感触が感じられるスリーピングモイストジェルマスクもおすすめです」
■プロフィール
三輪時子 フードスタイリスト
鹿児島小川町に佇む赤い外壁のフードアトリエ「Chipie saloon of foodies」主宰。東京での雑誌アートディレクターを経て、様々な企業や広告媒体のフードスタイリングを手掛ける。アトリエでは、お料理教室や器の展示会など、様々なイベントを開催。
webサイト https://chipie.co