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Bb Beauty Knowledge #6

おすすめのスキンケアの順番は?
朝と夜にわけて詳しく解説!

2023.11.20

おすすめのスキンケアの順番は?

潤いに満ちたツヤのある美しい肌には、毎日のスキンケアが欠かせません。しかし、スキンケアに関して知識がないと、肌トラブルに繋がってしまうこともあります。また、スキンケアアイテムはやみくもに使ってしまうと効果を発揮しない場合もあるため、おすすめの組み合わせや手順で行いましょう。そこで今回は、おすすめのスキンケアの順番や役割について解説します。


まずは基本のスキンケアについて知ろう!

スキンケアの目的は「肌についた汚れを落として、潤し、外的刺激から守る」ことです。まずは洗顔で、肌についたホコリやメイクなどの汚れをしっかり落とし、保湿アイテムで外的刺激から肌を守ります。外的刺激とは、紫外線や外気中のホコリや花粉、たばこの煙などです。また、朝と夜ではケアの役割が変わるため、アイテムや手順をわけると、より肌の状態を健康的に保てます。


スキンケアの目的は朝と夜で異なる

朝は、睡眠中に分泌した皮脂や部屋の空気中のホコリが肌に付着しているため、まずはそれを洗い流し、その後に日中の外的刺激から肌を守るケアがおすすめ。夜は、日中に付けたファンデーションなどのメイクの顔料が皮脂やホコリと混ざり、メイク汚れとなって肌に付着しているため、それを洗い流し、外的刺激によるダメージから肌を守ることが重要です。


スキンケアの目的は朝と夜で異なる

水分の多いアイテムから

スキンケアは、肌に水分を与えたあとに油分で蓋をするのが基本的な流れです。しかし、スキンケアアイテムには化粧水や乳液、美容液、クリームなどさまざまな種類があるため「どれを最初に塗ればよいんだろう?」と迷ってしまいますよね。迷ったときに思い出して欲しいポイントは「水分の多いアイテムから塗る」ということ。まずは、水分が多い化粧水を始めに塗り、肌に水分を与えます。次に、化粧水より油分が多い美容液、乳液またはクリームの順に重ねていき、水分を蓄えた肌に蓋をします。


肌への刺激は少なめに

洗顔やクレンジング時に、肌をゴシゴシと強くこすっていませんか? 肌を手でダイレクトに触る洗顔やクレンジング、スキンケア時には力加減に特に注意を払ってみましょう。特に、汚れを落とした素肌の状態に戻った肌は、とてもデリケートな状態です。毎日ゴシゴシと擦ると、肌が傷ついて炎症を起こしてしまったり、色素沈着も起こしやすくなったりします。特に目元は皮膚が薄くて摩擦に弱い箇所です。アイメイクは専用のリムーバーをコットンに含ませてやさしく落とすのがおすすめです。肌を刺激しないことが、美肌につながります。


肌への刺激は少なめに

クレンジングに時間をかけすぎない

クレンジングで、肌表面に付着したホコリや花粉、メイク汚れをしっかり落とすことは重要ですが、時間をかけすぎないように注意してください。クレンジングアイテムは洗浄力が強いため、やりすぎると肌に必要な皮脂も取ってしまう恐れがあります。さらに、汚れを含んだクレンジング液が肌の表面に残りつづけるのも肌には良くないので、じっくり時間をかけて行うよりも、顔全体になじませてから素早く洗い流すことを心掛けましょう。


とにかく保湿はしっかり

美しい肌の基本は水分をたっぷり抱えた潤いのある肌です。乾燥肌、脂性肌に限らずどんな肌質の人も、美肌になるために保湿は欠かせません。人間の脳は、肌が乾燥したと判断すると自ら皮脂を分泌してこれ以上の水分の蒸発を防ごうとします。過剰に分泌された皮脂はニキビなどの肌トラブルにつながるので、悪循環を避けるためにも肌の保湿はしっかりと行いましょう。また、乾燥した肌はバリア機能が低下しているため外的刺激に弱くなります。さまざまな外的刺激から肌を守り、トラブルを防ぐため、保湿はとても重要です。


朝のスキンケアの順番

朝は、ホコリや寝具の汚れが肌に付着していることがあります。さらに、睡眠中に皮脂も分泌されているため、朝起きた状態の肌は想像以上に汚れています。そこで、朝に行って欲しい洗顔内容とスキンケアの順番を解説します。


洗顔で汚れを落とす

「朝の洗顔は水だけで済ます」と言う人もいますが、睡眠中に付着したホコリ、皮脂などは水だけでは流せないことが多いです。汚れが残った状態で保湿をしても浸透が悪いため、朝も洗顔料を使って、しっかりと汚れを洗い流しましょう。


洗顔で汚れを落とす

化粧水で肌にうるおいを

汚れを落としたら、次に保湿の工程です。まず、化粧水を手のひらやコットンにとり、肌にやさしくなじませましょう。朝しっかりと肌に水分を与えると、しっかりと肌を守るだけでなく、ファンデーションやアイシャドウなどを重ねた時に、ヨレや乾燥を感じにくくなります。メイクを崩れにくくするためにも朝の保湿の工程は大事なのです。


自分に合った美容液を使う

化粧水のあとは、さらに水分と美容成分を補うために美容液をなじませます。医薬部外品のものであれば美白、ニキビ対策、シワ改善など、目的を意識した美容液もありますので、自分の肌悩みに合った美容液を選ぶことがおすすめです。


自分に合った美容液を使う

乳液で肌の水分を守る

乳液は、化粧水と美容液よりも油分の配合量が多いため、肌に潤いを与えたタイミングでなじませるのがベストです。生え際や、目のキワ、フェイスラインなど顔のすみずみまでムラなくなじませるようにしましょう。皮脂が出やすい脂性肌の人も油分で蓋をすることは大切です。この工程を省くと、肌が乾燥していると脳が判断し、さらに皮脂分泌を促すことにもなりかねません。油分が気になる人は、乳液をTゾーンや肌周りなど皮脂が分泌しやすいところは軽くつけて、頬や目元はしっかりつけるなど、部位ごとに量を調節すると良いでしょう。


クリームで更に肌を守る

乳液のあとにクリームも重ねると、より水分の蒸発を防ぐことができます。特に乾燥が気になる部分、目元、額、口元は忘れずに塗りましょう。


日焼け止めで紫外線対策

紫外線から肌を守ることは、健康的な肌でいるためにとても重要です。外出がある日は特に、日焼け止めを塗りましょう。日焼け止めは商品によって紫外線を防御する力が異なります。商品パッケージに記された「SPF」「PA」という文字がそれを表しています。SPFとは、Sun Protection Factorの略でUVBに対する防御効果を数字で示したものです。SPFは2~50+まであり、数字が高いほど防御効果が高いことを表しています。PAとは、Protection Grade of UVAの略で、UVAに対する防御効果を示します。PAは「PA+」から「PA++++」の4段階で表示され、「+」が多いほど防止力が高まります。


日焼け止めで紫外線対策

夜のスキンケアの順番

夜は、その日かいた汗や皮脂などがメイクと混ざり肌に付着しています。また、1日中外気にさらされて乾燥した状態でもあります。朝同様に、夜のスキンケアの順番を解説します。


クレンジングでメイクを落とす

1日メイクして過ごした肌には、ファンデーションやマスカラなどの顔料にホコリ、皮脂が混ざったものが付着しています。放っておくと肌の刺激となり、くすみなどの肌トラブルを引き起こす原因になります。肌トラブルを起こさないようにクレンジング時にきちんと落としましょう。また、メイクをしない日や日焼け止めを塗らない日でもしっかりと肌の汚れを落とすと良いでしょう。


洗顔で残りの汚れを落とす

クレンジングは短時間でサッと行うのが鉄則です。クレンジング時に洗い流せなかった汚れは、洗顔で洗い流しましょう。クレンジングアイテムによっては「W洗顔不要」と記しているものもあるので、その場合洗顔は不要です。しかし、洗いあがりがヌメっと感じてスッキリしない場合はきちんと洗い流せていない場合もあるので、洗顔すると良いでしょう。洗顔時は洗顔料を泡立てて、泡で顔を包み込むように洗い、摩擦に気を付けてやさしく洗い流すように気を付けましょう。


化粧水でしっかり保湿

朝同様、洗顔後は化粧水で肌に潤いを与えましょう。乾燥が気になる人は、夜はしっとりタイプの化粧水を使用するのもおすすめです。夜に入浴する人も多いと思いますが入浴後の体が温まった状態は、化粧水がなじみやすくスキンケアをするのにベストタイミングです。


化粧水でしっかり保湿

美容液で肌を労わる

化粧水で肌を潤したら、さらに美容液を重ねて肌にうるおいと美容成分をプラスします。顔の隅々まで美容成分で満たし、肌を労わるようにしましょう。


乳液でうるおいキープ

次に、美容液に比べて油分が多い乳液を重ねて水分の蒸発を防ぎます。全ての保湿の工程に共通することですが、フェイスラインや、デコルテ、首の横や、髪型によっては首の後ろも人目に付く場所です。顔になじませるついでにこの範囲までスキンケアを行うと乾燥から肌が守られ、より洗練された印象に近づけるため忘れずに行いましょう。


クリームで水分を閉じ込める

乳液の代わりに、油分の多いクリームをまんべんなくなじませ、水分を含んだ肌に蓋をしても良いでしょう。丁寧に水分と美容成分、油分を重ねた方が肌は応えてくれます。化粧水、美容液、乳液またはクリームで仕上げるという工程を守ることが大切です。


パックやシートマスクの順番はどうすべき?

パックは、シートマスクタイプや、炭酸パックなど、さまざまな種類があり、手軽に買えるアイテムも多くあります。商品の使い方をよく読み、化粧水前に使用して化粧水代わりとするのか、化粧水後に使用して化粧水後のプラスアルファのケアとして使うのか確かめると安心です。


パックやシートマスクの順番はどうすべき?

スキンケアを行うポイント

これまで、洗顔とクレンジングの役割と朝と夜のスキンケアの工程をお伝えしました。次にそれらの工程で忘れずに行って欲しいポイントをお伝えします。この4つポイントを守ることで、さらにスキンケアのクオリティを上げましょう。


洗顔はベストな水温で

洗顔時に洗い流すお湯の温度は“ぬるま湯”がベストです。高温だと、皮脂が洗い流されやすいため、洗顔後につっぱったような乾燥を感じやすくなります。また皮脂を落としすぎると、余計に皮脂が分泌されるという悪循環につながるため、注意してください。適温は32~34度といわれており、少し冷たいと感じるぬるま湯程度で洗い流しましょう。冷たすぎても毛穴が開かず、汚れを十分に洗い流せないため、適温を守ることは大切です。


季節や肌質に合ったスキンケアアイテムを選ぶ

季節により気温と湿度は大幅に変わります。特に近年は酷暑と言われるほど気温と湿度が高く、過ごしにくい環境です。逆に冬は湿度が低く乾燥します。肌を取り巻く環境が大きく異なるので、1年中同じスキンケアアイテムを使うよりも、季節別に切り替えると良いでしょう。春夏は、紫外線によるシミ対策や肌あれを防ぐためにビタミンC誘導体や、グリチルリチン酸ジカリウムなどが配合されている医薬部外品のアイテムを使用するのがおすすめです。秋冬は乾燥予防を徹底するためにセラミド、ヒアルロン酸などが配合されているスキンケアアイテムが良いでしょう。


クレンジングにこだわる

肌に水分や美容成分を与える役割の化粧水や美容液、乳液、クリームなどは種類が豊富なため情報も多く意識が向きやすいですが、肌を健康的に保つために重要なのはクレンジングなどの「落とすケア」です。クレンジングが不十分だと汚れが肌に残ったままで、肌荒れやニキビなど肌トラブルの原因につながります。また、クレンジングが不十分だとその後に化粧水や乳液をなじませても浸透が悪くなることもあります。クレンジングには、オイル、バーム、ミルクなどさまざまなタイプがあるので、自分に合ったアイテムを見つけてみましょう。


クレンジングにこだわる

肌への摩擦は最小限にする

スキンケアの際、力加減が強くてゴシゴシと擦るように行っていては、いくら上質なスキンケアアイテムを使用していても台無しです。摩擦によるダメージが肌トラブルの原因になることもあるので、とにかくやさしくクレンジング、洗顔を行い、肌についた水分をタオルで拭くときも擦るのではなくやさしく撫でるように水分を拭きとりましょう。


スキンケアの順番についてのQ&A

最後に、スキンケアの順番についてよくある質問を見てみましょう。


Q.美容オイルはいつ使うべき?

「美容オイル」と言っても役割はさまざまです。基本的には、化粧水前に使う「ブースター」と、スキンケアの最後になじませる「保湿オイル」の2つにわかれています。使いたい美容オイルがどちらに属しているかは商品パッケージに記されています。使う順番も記されているためよく読んで確認しましょう。


美容オイルはいつ使うべき?

Q.ジェルクリームの順番は?

ジェルは軽さがあり、伸び広げやすいテクスチャーのため、忙しい朝などに重宝します。オールインワンタイプに使用されていることも多いです。使用する順番は、これも役割によります。商品パッケージに記載されているので、使用前によく読んでおくと安心です。読んでもよくわからない場合は、スキンケアの手順の基本の「水分が多いものからなじませる」に習い、化粧水のあとになじませるのがベターです。


まとめ

今回はおすすめのスキンケアについて解説しました。肌トラブルを感じている人は、もしかしたら自己流のスキンケアが原因だったかもしれません。この記事を参考に、できるところから基本に沿った肌ケアを心掛けてみてくださいね。

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