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Bb Beauty Knowledge #5

エイジングケアとは何歳から始めるもの?
コツ・ポイントなどを徹底解説!

2023.10.25

エイジングケアとは何歳から始めるもの?コツ・ポイントなどを徹底解説!

年齢を重ねると、シワやシミ、くすみなどのエイジングサインが肌に現れます。ただし、早めに適切なケアを行えば、それらの進行を防ぐことも可能です。今回は、エイジングケアとは何か、自分に合うエイジングケアのコツやスキンケア以外のエイジングケアについて解説します。ぜひ参考にしてくださいね。


エイジングケアは何をするの?役割や効果とは?

エイジングケアは、年齢に応じて適切なスキンケアや食事、運動などを行うことです。具体的には、日焼け止めを塗るなど紫外線対策の徹底、乾燥対策など肌悩みに応じたスキンケアアイテムの使用、栄養補給のためにサプリメント摂る、質の良い睡眠を心掛けるなどです。体の外側と内側からエイジングケアを意識することが大切です。


エイジングケアはいつから必要?

年齢を重ねるにつれて、体と共に肌の機能も低下していきます。一般的に28歳前後から肌の新陳代謝が低下すると言われています。ハリの元となるコラーゲンの産生量が減り、サイクルが乱れることで肌の衰えや様々なトラブルが増えていくのです。20代後半になったら、ご自身の肌を注意深く鏡で観察し、乾燥を感じる部分はどこか、目じりに細かいシワはないか、口元にほうれい線はないかなど、肌の変化に目を向けてみましょう。エイジングサインを見つけたら、これまで使用していたスキンケアアイテムから、それぞれのエイジングサインに合ったアイテムに切り替えて、エイジングケアをスタートしてみましょう。


お肌の変化、どんなサインがでるの?

加齢による肌の変化で代表的なものは、肌弾力の低下、乾燥、目じりや眉間のシワ、口元のほうれい線が深くなるなどです。また、顔色も黄色くくすんだ印象になる人もいます。こういった具体的な変化が現われた場合、スキンケアアイテムは保湿を目的としたものから、具体的な肌悩みを改善する有効成分が配合されているものに切り替えると良いでしょう。現在は、「シワ改善美容液」「美白クリーム」などの、エイジングケア用に開発されたスキンケアアイテムが豊富にあります。あらゆる肌悩み対策の基本である保湿の徹底に加えて、プラスアルファとしてエイジングケア用のアイテムを使用することがおすすめです。


お肌の変化

エイジングケア


「これからエイジングケアを始めたい!」という人も「エイジングケアを意識しているけれどさらに本格化したい!」という人も、自分にどんなエイジングケアが合うのか知りたいですよね。この章を通して、自分に合ったスキンケアアイテムはどんなものなのかを整理してみましょう。


自分に合ったエイジングケア選びのコツ①「保湿」と「紫外線対策」の徹底

もしかしたら「エイジングケア」と聞くと、特別なことを意識しないといけないと感じる人もいるかもしれませんが、エイジングケアに重要なことは、「保湿」と「紫外線対策」の徹底です。スキンケアを徹底し、肌のうるおいを守ることも今すぐできるエイジングケアのひとつです。乾燥は、シミ、シワ、くすみ、などあらゆる肌悩みの元です。どんなに高価なエイジングケアアイテムを使用しても、肌が乾燥してしまっては土台は改善しません。まずは保湿の徹底を心掛けましょう。また、紫外線対策も同じく重要です。紫外線を浴びると肌が様々なダメージを受け、それが元となりシミやシワなどに繋がります。1年365日、日焼け止めや日傘を使用するなど紫外線対策を徹底しましょう。


エイジングケア選びのコツ

自分に合ったエイジングケア選びのコツ②「さっぱりタイプ」or「しっとりタイプ」などテクスチャにこだわる

スキンケアアイテムは、大まかに分けると「さっぱりタイプ」と「しっとりタイプ」の2タイプに分かれます。スキンケアアイテムを選ぶ際に、この違いを意識して選んでいますか? 特に好みが無い場合でも「どっちがより自分が心地よいと思えるかな?」と、吟味してみましょう。エイジングケアは継続が肝心です。使用するアイテムのテクスチャにこだわると、スキンケアタイムが楽しくなるはず。ぜひ違いにも目を向けて見てください。同じ商品であれば、さっぱりタイプとしっとりタイプで使用感の違いを出すために一部配合成分が異なるだけで、主な成分は同じということもあります。自身の好みを重視して選んでみましょう。季節に合わせて選ぶのも良いです。また、好きな香りで選ぶのも気分が高まるのでおすすめです。


自分に合ったエイジングケア選びのコツ③オイル、ジェル、ミルク、などタイプにこだわる

しっとりタイプ、さっぱりタイプという使用感に種類があるように、化粧品には「オイル」「ジェル」「ミルク」などタイプにも種類があります。特にクレンジングは、同じ商品でもオイルやミルクなどタイプが分かれているものが多いです。一般的にクレンジングの場合は、オイルは伸び広げやすくて洗浄力が強く、ジェルはサラっとしていて肌あたりがやさしいので軽いメイクを落とすのに適しています。ミルクはとろみとみずみずしさがあるので乾燥が気になる人に適しています。エイジングサインが現われた肌は、肌の水分量と油分量が不足しバリア機能が低下しがちなので、しっかりメイクの日はオイル、軽いメイクの日はジェルなどクレンジングのタイプも使い分けて肌を労わると良いでしょう。


時短アイテム

自分に合ったエイジングケア選びのコツ④「時短アイテム」を賢く使う

化粧水、乳液、美容液などの役割を1つで叶えるオールインワンアイテムや、顔に貼るだけで保湿ができるシートマスクは、忙しいなかでエイジングケアを続ける味方です。現在は、シワ改善、美白などエイジングケアに特化したオールインワンアイテムやシートマスクも豊富に存在します。化粧水、乳液、美容液、アイクリームなど丁寧に工程を重ねてエイジングケアできればベストですが、仕事や学校、育児など忙しい時はなかなか現実的ではありません。エイジングケアは、続けることが大切です。時には優秀な時短を活用して、賢く続けましょう。


自分に合ったエイジングケア選びのコツ⑤プチプラでもデパコスでも「使用量」を意識する

スキンケアアイテムは、メーカーが推奨している「使用量」があります。使用量とは、スキンケアアイテムの機能を発揮するために定められた量なので、それ以下の使用量ではせっかく肌になじませても期待通りのパフォーマンスが見込めない可能性があります。スキンケアに慣れるとサッと済ましがちになり、特に朝は忙しいので注意が必要です。「口コミも良く、周りの友達からも評判が良かった化粧水を使ってみたけど何だか乾燥する」というお悩みがある方は、もしかしたら使用量が少ないのかもしれません。今一度自分はメーカーが推奨している使用量を守れているか、確認してみましょう。


悩み別のエイジングケアのコツ・ポイントはある?

シワやシミ、くすみなど具体的なエイジングサインが現われている人は、保湿の徹底に加えて、お悩み別のアイテムを使ってみましょう。この章では、エイジングサインに合うアイテムの選び方を解説します。


シミ悩みには「コウジ酸」「アルブチン」

シミの元は「メラニン」という黒い色素です。メラニンは、長時間紫外線を浴びた皮膚が、自らを守ろうとして皮膚の表皮にある基底層の「メラノサイト」という細胞から生成されます。肌内部にメラニンが生成されても、ターンオーバーサイクルが通常であれば、やがて皮膚表面に押し出されて自然に剥がれ落ちるためシミになることはありません。しかし、ターンオーバーサイクルが乱れると肌内部に蓄積し、シミとなります。また、紫外線を過剰に浴びるとメラニンも過剰に生成され、シミとなる場合もあります。ケアするコツは、メラニン生成時に働く酵素「チロシナーゼ」分解する「コウジ酸」「アルブチン」などが配合された医薬部外品の化粧水や美容液を選ぶと良いでしょう。


シワ悩み

シワ悩みには「純粋レチノール」「ナイアシンアミド」

シワ悩みには、肌の弾力アップをサポートする成分を配合している医薬部外品のスキンケアアイテムを選ぶと良いでしょう。代表的な成分は、「純粋レチノール」「ナイアシンアミド」。純粋レチノールは、ヒアルロン酸の生成を促し、水分量を増加させハリのある肌へ導きます。ナイアシンアミドは、ビタミンB群の一種で、コラーゲンの生成を促します。肌がデリケートかつシワ対策したい人に使いやすい成分です。目もとのシワが気になる人は、このような成分が配合されたアイクリームを選ぶと良いでしょう。ほうれい線悩みが気になる人は、美容液やクリームを気になる部分を重点的にやさしくなじませるようにすると効果的です。


くすみ悩みには「ビタミンC誘導体」「トラネキサム酸」

くすみを感じる人は、美白効果のある有効成分が配合された医薬部外品のスキンケアアイテムが適しています。代表的な成分には、ビタミンC誘導体、トラネキサム酸、コウジ酸、アルブチンなどがあります。これらの成分は、化粧水などのパッケージ記載されている配合成分欄にはそのまま成分名が記載されていないので、注意が必要です。例えば、ビタミンC誘導体は「L-アスコルビン酸2-グルコシド」「テトラ2-ヘキシルデカン酸アスコルビルEX」などです。購入の際に確認してみましょう。


乾燥悩み

乾燥悩みには「セラミド」「コラーゲン」

乾燥している肌は、元々備わっているはずの「セラミド」が減少しているのかもしれません。セラミドは、肌内部に水分を抱え込む役割を果たしているので、肌のうるおいをキープするために欠かせませんが、加齢やストレスによって減少していきます。乾燥にお悩みの人は、セラミド配合のスキンケアアイテムを選ぶのがおすすめです。。


スキンケア以外のエイジングケアとは?

シワやシミ、乾燥などのエイジングサインは、生活習慣の乱れも関係しています。この章では、スキンケア以外でできるエイジングケアを解説します。


アミノ酸やビタミンが豊富に含まれた食事メニューで、肌ハリUP

肌のハリをつくるコラーゲンは、体内でアミノ酸から作られます。アミノ酸を多く含む食べ物には、肉類の赤身部分、鶏皮、豚足などがあります。また、血の巡りを良くし、ターンオーバーの促進をサポートするビタミンは、にんじん、ほうれん草、かぼちゃなどに多く含まれています。副菜を決める際は、これらの野菜が含まれたメニューを選ぶと、より肌を労わることができます。


アミノ酸やビタミンが豊富に含まれた食事メニュー

質の良い睡眠は、美肌への近道

睡眠の質も大事です。睡眠時に分泌される「成長ホルモン」は、肌のハリを保ち、骨密度を上げ、脂肪を減らすなどの働きがあり、美容に関係するメリットがたくさんあります。しかし、成長ホルモンは30歳前後をピークに減少する傾向にあるため、よく眠ることを意識して成長ホルモンを分泌させるとエイジングケアに繋がります。よく眠れていない人は、寝る直前までスマートフォンを使用しない、湯船に入る、着心地のよいパジャマや肌触りのよい寝具にこだわるなど、さまざまな工夫をしてみましょう。


質の良い睡眠

ウォーキング、階段を上るなどこまめに運動し、血流促進

血流が良くなると、ターンオーバー促進につながります。血流アップは、簡単なストレッチやウォーキング、階段を上るなど日常の簡単な運動で可能です。階段は、降りることで足のももの筋肉が伸び縮みするので、体力的に上るのがつらい人は下りるだけでも階段を利用すると良いかもしれません。心身ともに健康で元気でいることは、肌のハリツヤに影響します。できることから始めてみましょう。


まとめ

エイジングケアは、難しいことではなくスキンケアや紫外線対策の徹底など今すぐできることもあります。シワやシミは一度現れるととケアが難しいため、早めにエイジングケアを心がけましょう。今回の記事を参考に、できることから試してみてくださいね。

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