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Bb Beauty Knowledge #3

肌の正しい保湿方法とは?
乾燥を抑えて保湿力を高めるには?

2023.4.23

肌の正しい保湿方法とは?乾燥を抑えて保湿力を高めるには?

ハリのあるプルンとした肌になるには毎日の保湿が肝心です。今回は、保湿の重要性と正しい保湿方法について解説します。毎日のスキンケアタイムに役立ててくださいね。


保湿の重要性とは

美しい肌を目指すには、肌の水分と油分のバランスを整えることが重要です。本来、肌には保湿機能が備わっていますが、加齢に伴ってその機能は衰えていきます。そして、肌の水分が不足するとシミやシワなど様々な肌トラブルの要因となります。そのため、化粧水や保湿クリームやオイルなどで外側からうるおいを与えてあげることで肌を乾燥から守ることが必要です。食べ物やサプリで美容成分を補うことはできますが、保湿ケアを怠らず肌を乾燥させないことが何よりも重要です。


保湿ケアを怠るとどうなる?

保湿ケアを怠ると、肌内部の水分がどんどん蒸発して肌が乾燥し、シミやシワ、くすみなどの原因になるほか、外部からの刺激や紫外線などによるダメージを受けやすくなる可能性があります。肌の健康を維持するためには、適切な保湿ケアを行うことが大切です。


日常的な肌の保湿が重要

季節によって気温や湿度が変動するため、季節の移り変わりのタイミングで使用しているスキンケアアイテムを見直してみましょう。冬は外気が乾燥しているため念入りに保湿することが重要です。手持ちのスキンケアアイテムで保湿を続けても乾燥を感じる場合は、油分がより多く配合されているアイテムに切り替えることをおすすめします。夏は湿度が高いうえ汗をかくため肌が乾燥していないように思いがちですが、室内ではエアコンによって想像以上に乾燥していることも多いため、1年を通してしっかりと保湿しましょう。
また、顔に限らず、体も乾燥するとかゆみなどのトラブルを招きかねないので、全身も保湿を心掛けてください。体全体を保湿するにはスプレータイプの化粧水や、のびの良いボディ用の乳液などを使用すると便利です。


日常的な肌の保湿が重要

肌の保湿力が低下する原因とは?

この章では、肌の保湿力の低下につながる4つの原因を解説します。


原因1:室内環境による乾燥

毎日のスキンケアで保湿を心掛けていても、空気が乾燥していると肌の水分は徐々に蒸発していきます。特に冬は湿度が低いため、加湿器を使用したり湿らせたタオルを干しておくなどして湿度を調整すると良いでしょう。夏も、エアコンを使用することで室内が乾燥しやすいため油断は大敵です。季節を問わず、乾燥した環境に長時間滞在する場合は、肌も乾燥していると思って対策を心掛けてください。


原因2:紫外線による乾燥

肌の水分と油分のバランスがとれている健康的な肌は、紫外線の影響も受けにくい状態にあります。しかし、いくら肌が健康的な状態でも紫外線を浴び続けると肌がダメージを受け、肌内部の水分が蒸発しやすい状態になっていきます。このような状態にならないために、こまめに日焼け止めを塗る、日傘をさす、1日の終わりに十分にスキンケアするといった対策を忘れないようにしましょう。


原因3:年齢を重ねることによるターンオーバーサイクルの乱れ

肌の細胞は約28日周期で生まれ変わります。これをターンオーバーといいます。しかし、年齢を重ねるとこの周期が長くなり、40代では細胞の生まれ変わりに約45日~60日かかるといわれています。ターンオーバーのサイクルが長くなると、古い角質が肌表面に残りつづけ、化粧水や乳液で保湿しても浸透しづらくなります。古い角質が肌表面に残った状態は、肌触りがゴワゴワしています。スキンケア時に、肌を注意深く触り、いつもと肌触りが違ってゴワつきを感じたら、ピーリングや酵素洗顔をするなどして古い角質の除去を検討してみると良いでしょう。ただ、必要以上に角質を除去してしまうのは良くないため、角質除去したい場合は、皮膚科などで相談した後に行う方が安心です。


年齢を重ねることによるターンオーバーサイクルの乱れ

原因4:顔をゴシゴシと洗うなどの摩擦

肌は非常にデリケートです。そのため、手のひらや洗顔ブラシなどで顔をゴシゴシと擦るように洗うと、肌が傷つきバリア機能も低下します。また、洗い流す際のお湯の温度にも注意が必要です。熱めのお湯で洗い流すと、汚れとともに本来必要な皮脂まで洗い流してしまいます。ぬるま湯程度のお湯で、刺激を与えないようにやさしく洗うことを習慣にしましょう。


肌の基本的な保湿ケア

しっかりと保湿された肌は、健康的でツヤがあり、外的刺激の影響も受けにくくなります。日頃のスキンケアで肌を健康的でうるおいに満ちた状態に導けるように、スキンケアの基本をおさらいしましょう。


肌の基本的な保湿ケア

まずは、メイクや汚れを落として素肌に戻る

化粧水や乳液などのスキンケアアイテムの浸透をよくするために、まずはしっかりとクレンジングでメイクを落としてから洗顔して素肌の状態に戻しましょう。メイクをしていない日でも、空気中に含まれたホコリや花粉などが肌に付着しているため洗顔は行った方が良いでしょう。クレンジング剤や洗顔料で顔を洗って素肌に戻ったら、タオルを肌にやさしく置いて水分を取りましょう。ゴシゴシと上下に動かしながら拭くと、肌が傷つきやすいので要注意です。


肌に化粧水、美容液、クリームなどをなじませる

素肌の状態に戻ったら、化粧水や美容液などで保湿しましょう。まずは水分を与えるために化粧水をしっかりとなじませ、その後に美容液やクリームなど油分があるもので水分を閉じ込めることが大切です。ワセリンなどでも良いでしょう。肌の保湿の基本は、「水分」と「油分」をセットで補うと良いということを覚えておきましょう。


ニキビが発生した場合も、肌の保湿は重要

保湿を心掛けていても、ニキビができてしまうこともあります。思春期に発生するニキビは、過剰な皮脂分泌による毛穴つまりが原因のことが多いですが、20代以降に発生するニキビは、生活習慣の乱れやストレスなどでターンオーバーが乱れることが要因となることもあります。ターンオーバーをサポートするために、保湿をして水分と油分のバランスを整えることが重要です。


スペシャルケアとしてシートマスクを使用することもおすすめ

シートマスクは顔全体に均一に水分や美容成分をなじませることができることがメリットです。また、手のひらを使ってなじませるよりも密閉されて水分や美容成分が浸透しやすくなります。「ここぞ!」という大事な約束がある前日や当日の朝には、肌の状態を整えることができるシートマスクで保湿するのもおすすめです。


スペシャルケアとしてシートマスクを使用することもおすすめ

肌を保湿する際のポイント

最後に肌を保湿する際のポイントをお伝えします。正しく保湿することはターンオーバーサイクルをサポートし、健やかな肌を育むことにつながります。毎日のスキンケアに以下の3つのポイントを活かしてみてください。


ポイント1:入浴後、洗顔後は保湿のベストタイミング

入浴後と洗顔後は、素肌に戻り毛穴が開いた状態になるため、水分や美容成分が浸透しやすく保湿のベストタイミングです。化粧水や乳液等で保湿するのは入浴後や洗顔後が良いでしょう。顔に限らず、全身もボディクリームで保湿すると肌を健康な状態に保てます。洗顔も保湿の際も、肌を刺激しないように、やさしく行うことを心掛けましょう。


ポイント2:ピンポイントで乾燥が気になる部分は部分用アイテムで保湿

目元は乾燥しやすく、シワが気になる方も多い部位です。気になる場合は、目元の保湿用のアイクリームを使用しポイントケアすることがおすすめです。最近では目元や口元用のスキンケアアイテムもたくさん販売されていますので、試してみても良いでしょう。


ピンポイントで乾燥が気になる部分は部分用アイテムで保湿

ポイント3:忙しくて保湿に時間をかけられない場合は、時短アイテムに頼ってみる

化粧水の後に美容液や乳液、クリームを塗るなどの工程を重ねるスキンケアは手間がかかります。忙しくて時間が取れない場合は、水分と油分が共に配合されているオールインワンタイプを使用してみても良いでしょう。面倒だからとスキンケアを怠るよりは、時短になるアイテムを頼ってみてください。


まとめ

美しい肌を育むためには毎日の保湿ケアが欠かせません。時間や気持ちに余裕がある時はお気に入りの化粧水や美容液を重ねることを楽しみ、忙しい時には簡単にお手入れできるオールインワン化粧品など、時短アイテムを使って無理なく抜かりのない保湿ケアを行いましょう。常に自分の肌コンディションを観察し、目元などのパーツケアも行って、すみずみまでうるおった理想的な肌を手に入れましょう!

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